僕たちは”どんな仕事をしたいか”よりも”どう生きたいか”を重視する

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どうも。もやし(@moyashi3333)です。

Twitterのタイムラインに、キャリアとか生き方について「そうだよなあ」と考えさせられる一連の投稿が流れてきました。

えとみほ(@etomiho)さんが投稿した若者のキャリア観についての考察。

”何になりたいか”はなくても”どんなライフスタイルを送りたいか”はある

今の若者は「何になりたいか?」「どんな仕事をしたいか?」という特定の仕事・職業を選択するような問いには答えられない。

一方で、「どんな働き方がしたいか?」「どう生きていきたいか」といった理想の生き方・ライフスタイルを描くことはできるというツイート。

これは、若い人にとって、スポーツ選手や政治家、編集者のような具体的な仕事・職業というものが、自分の目指したいと思うイメージと紐づかない状態なんだと思うんです。

なぜ紐づかないのか?

その要因を考えてみると、特定の仕事・職業という捉え方がなくなってきていることが背景にあるんじゃないかと。

”ひとつの会社で生涯働く”から、”複数のキャリアを自由に経験する”へ

昔は良い会社に入って、そこに勤め上げるのが良い生き方の象徴でした。ひとつの会社で生涯働くというのが当たり前。それは「終身雇用」という制度にもあらわれています。

でも、今は複数のキャリアを経験していくことが主流になりつつあります

「こういう風に生きたいから、そのために次はこんな経験をしておこう」「こっちの仕事の方がおもしろそう」と思ったら、仕事を変える。

つまり、自分が価値を感じる生き方に合わせて、自由に働く場所や仕事を変えていくのです。

 

この辺りのことを、とてもわかりやすく図にしてくれている方がいました。

新しい”仕事”の誕生に触れている。「肩書き」すらも自由!

また、Youtuberなどの新しい”仕事”が次々と生まれてくる中で、これまで考えられてきた仕事観が崩壊してきているのでしょう。

もっと言ってしまえば、肩書きだって自由に名乗っちゃえますもんね。

 

  • 複数のキャリアを経験するのが普通になりつつある
  • Youtuberなどの従来の仕事の枠外の職業が生まれてきている
  • 肩書きすらも自由に名乗れる

こうした変化の中で、具体的な特定の仕事や職業になりたい!という捉え方は薄れて、「自分はこうやって生きたい」「こんな働き方がいいなあ」といった目標・夢の描き方に変わってきている。

その目指すライフスタイルの実現のために、「今はこんな仕事をしてみるか」とか「会社を辞めて個人で働いてみるか」という行動につながっていく。

根底にあるのは「こんな生き方がしたい!」という想いであって、それが肩書きや職業・行動としてあらわれているに過ぎないのだと思います。

「将来の夢は?」「こんな生活が送りたい!」も立派な夢

https://twitter.com/ohirunetime_zzz/status/968429750820614144

今の時代では、

「あなたの将来の夢や成し遂げたいことはなんですか?」という問いに対して、

「自由に、好きな人と好きな場所で好きなように働くことです!」っていう答えも、立派な”将来の夢”ってことですね!

僕自身、具体的なやりたい仕事って何だろう?と思うと悩んでしまうけど、こういう風に生きていきたい!という想いはある。それも立派な夢・目標なんだなと。

45歳前後の人が持つ概念=常識は、世代が違えば当てはまらない

『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』(著:佐藤航陽)という本に、こんな一節がありました。

実は私たちが持っている常識は世代によって全然違います。そして今の日本の常識と呼ばれているものは、日本の人口分布でボリュームゾーンでもある45歳前後の人が持っている概念を指しています。

今の日本の常識は、45歳前後のボリュームゾーン人口が作り上げたもの。そして、その常識≒何を価値と捉えるかは、およそ10年単位で変わっていく。

例えば、車や家・高価な時計を得る喜びみたいなのは、今や薄れつつありますよね。

『モチベーション革命』(著:尾原和啓)の言葉を借りれば、僕たち「”ないものがない”乾けない世代」にとっては、身体的・心理的・社会的快楽よりも、意味合い・良好な人間関係・没頭といったものに価値を感じます。

生まれた時の環境 や 感受性の高い年代に経験してきた社会の動き が異なるんだから、世代間によって価値観が違ってくるのは当然ですよね。

そうであれば、「なりたい職業」や「したい仕事」といった枠組みがいまいちピンとこず、「成し遂げたい生き方」や「目指す働き方・ライフスタイル」が人生の目標になったって不思議ではありません。

何も考えずに常識にとらわれるのって、旧世代の考え方・価値観の檻に閉じこもるのと同じかもしれない。そう考えると、ちょっと恐くなります。

大切なことは世代間の違いがあることを認識し、対応すること

別に世代間論争をしたいわけではなく、「世代が違えば、何に価値を感じるかは違うんだ」っていう当然のことを認識して、その違いに上手く対応することが大切だと思います。

企業の人材確保で言うと、世代の異なる若者が社会人として何に価値を置いているかを知って、それに対処する。そうしなければ、その企業は人材確保に苦労するでしょう。

若者の「自由に働きたい」というニーズを考慮すると、企業は採用という”人を入れる”面だけでなく、”どうやって採用した人に会社に居続けてもらうか”という課題が今後大きくなっていくだろうと考えています。

世代間のニーズの差異を認識する重要性は、会社の採用の話だけでなく、人付き合いなど様々なことにも当てはまりますよね。

まあこれがなかなか難しいんですけど。。笑 「なに言ってんだこのおっさん!」とか「最近の若者は…」となるのもよくわかります。

今は自分が若者だけど、30代後半を超えてきたとき、新しい時代を生きている若者の感性を学ぶという姿勢を忘れないようにしたいなあ。

 

偶然流れてきたツイートに随分考えさせられました。

考える良い機会を与えてくれたことに感謝です!