『しるし書店』誰でも古本屋さんの店主になれる?!新たな古本取引のモデル

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どうも。もやし(@moyashi3333)です。

先日発売された、”芸人”の肩書きを超えたマルチな活動で有名な西野亮廣さんの著書、『革命のファンファーレ – 現代のお金と広告』を読みました。

同書は『魔法のコンパス – 道なき道の歩き方』に続く西野さんの2作目のビジネス書なのですが、そこで紹介されていた『しるし書店』というアイデアが本好きをワクワクさせる新たな企画で面白い!

皆さんにもシェアしたいと思い、今回の記事を書きます。

『しるし書店』とは

『しるし書店』とは、店主(=ユーザー)が”しるし”を入れた古本を取り扱うプラットフォームのことで、古本市場の新たな形と言えます。

ここで言う”しるし”は、その本を読んだ人=店主が気になったページを折ったり、気になった部分にラインを引いたり、余白部分にメモを入れたりしたもののことを指しています。

つまり、「元の持ち主である店主にとって、その本のどこが面白いと思ったのか、重要だと感じたのか」を付加価値として古本を売買する仕組み。

「キズ本」にこそ宿る価値

ブックオフで売られている古本をイメージするとよくわかりますが、本は一度人の手にわたって読まれてしまうと、値段が下がるというのが常識ですよね。

しかし、本当にそうなのか?と西野さんは疑問を呈しています。

僕みたいな名もない人が読んだ本と、西野さんのような信用のある人が読んだ本とが、同じように値段が下がるのはおかしいんじゃないか。
信用のある人の”しるし”が付いた「キズ本」には、むしろ新品の本よりも価値があるんじゃないの?というのが西野さんの考え。

“どこの誰だか分からない人が読んだ本”と、
“SoftBankの孫さんが読んだ本”が同列で扱われて、同じように値段が下がってしまうのには少し違和感がありまして、
もっと言っちゃうと、孫さんが読んで、孫さんが付箋を貼ったり、線を引いたり、メモを書いたり、そういう”しるし”を入れた本は、むしろ、定価より高い値段でも手に入れたい人がいるのではないでしょうか?

そして、その人達が欲しているのは、本そのものもそうですが、
「孫さんが何故この本を選んだのか?」
「孫さんがこの本のどこを面白がったか?」
という”孫さんの視点”ではないでしょうか?

僕は、”自分の人生に影響を与える人の視点”には価値があると考えました。

『しるし書店』のクラウドファンディングページより抜粋)

たしかに!と思ってしまいました。

自分が心から信用している人や尊敬している人が、どんな本を読んでいるかだけでなく、その本を読んだ時の視点に触れられるのは魅力的ですよね。

その「キズ本」に定価より高いお金を払う価値は十分にありそうです。

有名人でなくても古本屋さんになれる

また、『しるし書店』で販売される「古本」はそもそも1点物であり、たとえ有名人でなくても店主になって成果を上げることができます。

僕だったら、尊敬する友人やおもしろいブログを書いている人の”しるし”が入った古本とか興味ありますね。

そして、僕みたいな人が読んで”しるし”を付けた本でも、定価より高値で買ってくれる人は1人くらいはいそうですよね。…きっといます。ほら、家族とかパートナーとか。笑
もしかしたら僕のことをストーカーしている人がいて、その人だってきっと買ってくれるでしょう。

 

この『しるし書店』の開発費用の一部をクラウドファンディングで募ったようですが、「誰でも古本屋を出店できるプラットフォームをつくりたい」というのが企画の趣旨。

いやー、ほんとワクワクする仕組みだと思いませんか。

そう感じたのは僕以外にも大勢いるようで、このクラウドファンディングでは1,602人の支援者と9,610,136円の支援金が集まっています。

”信用”が最も重視される時代

『しるし書店』は本ではなく、店主の”信用”を売る古本屋とも表現しています。

たとえば「子育て」がテーマの古本だと、どんな店主(持ち主)が出品しているものが売れるでしょうか。

孫さんでしょうか。西野さんでしょうか。

違いますね。「子育て経験が豊富なお母さん」が店主をしている古本を買いますよね。大家族のお母さんとか。

この例の場合は、子育てを考えた場合、当然それを経験してきたお母さんに”信用”があるからこそ、その人の古本を買いたいと考える。

つまり、『しるし』書店では”信用”のある店主が強く、その”信用”を元に商売をするということになります。

 

本旨と反れますが、『魔法のコンパス』でも『革命のファンファーレ』でも一貫して主張されていたのが、この”信用”を稼ぐ(蓄積する)ことが今後のビジネスでは最も重要であるというもの。

『しるし書店』以外にも多くの具体例を示しながら”信用”の大切さを述べてくれているので、妙にしっくりときます。

西野さんのマルチな活動に対する姿勢の格好良さも手伝って、おもしろくてスラスラと読めました。3時間くらいで読める分量です。
僕は自分の今の仕事や働き方に疑問を感じていて、そういう心情ともマッチしたのでしょうが、2作品とも読んでよかったと素直に思える内容でした。

僕も本が好きです。なにか乗っかれないかなあ。

西野さんのブログによると、『しるし書店』は近日中に公開できる予定とのこと。

非常に楽しみです!

リリースされたらどんな古本屋を開こうか。。

 

reading

ところで、僕も子どもの頃から本が好きなのです。

せっかくブログを始めたわけだし、何か”本”に貢献できることを考えてみるのも楽しそう。
まだまだ本当に小さいブログですし、やれることはとっても些細なことからでしょうけど、何か。

『革命のファンファーレ』を読んでひとつ思いついたのですが、もう少し練ってからやってみようと考え中です。フフフ。

読んでいただき、ありがとうございました。