THE INOUE BROTHERSのマフラーを買いました。上質なアルパカの温もりを。

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どうも。もやし(moyashi3333)です。

 

「この冬はもう1本、あたたかいマフラーが欲しいな」

本格的に寒い冬を迎える前から、そんなことを思っていました。
冬になると新しいマフラーが欲しくなるっていう僕みたいな人、きっといるでしょう。

 

そんな中、とても素敵なマフラーに出会うことができました!

『THE INOUE BROTHERS』というブランドのマフラー。

ウキウキ気分のままに、今回紹介したいと思います。

 

THE INOUE BROTHERSのマフラー

購入したのは「Brushed Stole」というマフラー(ストール)。

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値段は税抜きで28,000円です。

マフラーに3万円…。高いと感じる人も多いでしょう。

 

ですが、僕は大満足しています。

アイテムそのものの上質さに加えて、ブランドとしての姿勢や世界観を知ると、この値段は適正だと感じています。むしろ安いとすら思えてくるのです。

ブランドに関する話は後に回して、まずはマフラーそのものの良さについて述べていきます。

美しい2つの色

まず僕が目を奪われたのは、その色味の綺麗さ

このマフラーは表裏で2トーンになっています。ダブルフェイスマフラーというやつ。
僕が選んだのは「Navy/Bule」の組み合わせ。個人的にとても好きな色です。

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表に暗いネイビー、裏に少し明るいブルー。フリンジ部分は両方の色が混じっています。

かなり暗いネイビーというよりは、若干明るさのあるネイビーという印象です。実物は写真よりも少し暗い感じでしょうか。

 

写真でどこまで伝えられるかわかりませんが、本当に綺麗な発色をしています。巻かずに見ているだけでテンションが上がるくらい。

それに少し色気を感じられるようなブルーなんです。。(べた褒め)

2トーンなので、巻き方によって表情が変わるところも楽しいです。ネイビーかブルー1色でいくのもよし、2色ともが見えるように巻くのもよし。

また、光の当たり方によって色の与える印象が大きく変わるところもおもしろい。

 

ちなみに、このアイテムで展開されいてる色は他にも「Black/Grey」、「Brwon/Camel」があります。

ブラウン×キャメルも上品でどっちにするか迷いました。

見た目にもわかる”しっとりとした”触り心地

色の綺麗さに惹かれて手に取ってみて、さらに驚いたこと。

それは、肌に触れたときの滑らかさとしっとり感

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柔らかくしっとりとした独特な感触のマフラー、僕にとって初めての出会いです。
そう、”独特”なんです。ぜひ手に取って触れてみてほしいです。

当然、首に巻いても全くチクチクしません。気持ちいいし何よりあたたかい。

 

この肌触りを実現しているのは、使われている素材の良さでしょう。

高品質なベビーアルパカのウールを使用

INOUE BROTHERSが展開しているニットやマフラーは、ペルーのアンデス地方産のアルパカウールを使用して作られています。

このマフラーに使われているベビーアルパカはトップメゾンも使用する高品質素材で、細く柔らかいのが特徴。

ちなみに、ベビーアルパカ=アルパカの赤ちゃんの毛ではなく、繊維の太さが一定の数値以下の毛を指しています。
一般的に、老いていくほどアルパカの毛は太くなっていくため、繊維が細いアルパカの毛をベビーアルパカと呼んでいます。

まるでシルクを思わせる様子は、高品質なアルパカウールだからこそなんですね。

あたたかさ◎&アレンジ◎な大判マフラー

マフラーが大きい点も気に入ったポイント。

同ブランドが2017年秋冬に提案しているマフラーには薄手でやや小ぶりなタイプのものもありますが、僕が購入したのは大判タイプ。

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2人掛けのソファに広げた様子です。でかい!
大きさは、長さ200cm・幅80㎝です。

大判マフラーの良い点は、顔を覆ってしまえるのであたたかいことと、いろんな巻き方のアレンジができることですね。首にボリュームをつくるのも簡単です。

 

ここまでマフラーとしての良さを見てきました。

次は購入の決め手になったもう一つの要素。ブランドの世界観とかそのあたりの話です。

THE INOURE BROTHERSについて

ここからは、こんな素敵なマフラーを作っているブランド、『THE INOUE BROTHERS…』について。

ブランドの原点と世界観を掘り下げていきます。

井上兄弟が立ち上げたブランド

ブランド名の通り、井上兄弟によるブランドです。

兄は1978年生まれの聡さん、弟は1980年生まれの清史さんという方で、二人とも日本人。ですが、生まれ育ちはデンマークのコペンハーゲンです。

「Social Design」をきっかけにブランドを開始

THE INOUE BROTHERSを始めた背景には、2002年に起こった「Social Design」というムーブメントがあるんだそう。

「Social Design」は、デザインを通して社会貢献をするモノ作りの考え方のことです。モノの造形(=デザイン)だけでなく、そのモノを作った人と作り方を大切にする(=社会貢献する)というもの。

兄弟はその動きに共感し、2004年にTHE INOUE BROTHERSというデザイン・スタジオを立ち上げました。

本名をブランド名に

ザ・イノウエブラザーズという、自分たちの本名をブランド名にしたのにも理由がありました。

それは「すべての仕事に100%全力投球すること、そして嘘のない誠実な仕事をするという決意のもと、自分たちの本名をブランド名として冠する」という兄弟の決意の表れです。

高品質なアルパカウールを使ったニット

THE INOUE BROTHERSのニット類は非常に上質なアルパカウールを使用しており、高い評価を得ています。

僕が今回手に入れたマフラーもアルパカウールの素晴らしい風合いが感じ取れます。

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THE INOUE BROTHERSを立ち上げた当初は、ニット作りをする予定ではなかったようです。

では、井上兄弟がこうした上質なニット作りを始めるきっかけは何だったのか。
また、アルパカウールはどのように入手しているのか。

南米のアンデス地方の住民との触れ合い

井上兄弟がペルーのアンデス地方を訪れた際に、そこに住む人たちと触れ合う中で、住民たちの厳しい暮らしぶりを目の当たりにします。

兄弟自身もデンマークで生まれ育ち、差別や辛い思いをした経験から、社会に対する不公平さを抱いてきたようです。困難な立場の者の気持ちがよくわかるんだと。

彼らのことを好きになっていた井上兄弟は、「彼らのために何かできることはないだろうか」と強く考えるように。

 

そうした中で、アンデスの人たちにとって身近な存在であるアルパカを通したモノ作り、ニットブランドを始めようと決意します。

アルパカ繊維の品質向上を目指す「パコマルカ研究所」との協働

最上のクオリティのアルパカ製品を目指して兄弟は南米を旅します。

その中で出会ったのが、「パコマルカ研究所」という機関。

パコマルカ研究所は、アルパカ繊維の質の低下を危惧し、その品質向上を目的に30年以上も前にペルーで設立された研究機関です。

 

兄弟はパコマルカ研究所の活動に賛同し、アルパカ繊維の品質向上につながる飼育方法などのセミナーを開催。
正しい知識があれば高価な設備がなくとも高品質な繊維が取れる。そうすることで、アルパカ繊維を作る住人の生活の質向上にも貢献できると彼らは考えています。

まさに、兄弟がブランドを立ち上げるきっかけとなった「Social Design」の考え方を体現していると言えます。

最上品質のロイヤル・シュプリーム・アルパカを完成させた

パコマルカ研究所や作り手との協働によって、世界でも類を見ない最上品質のアルパカウール、「ロイヤル・シュプリーム・アルパカ」を完成させるに至りました。

かなり大層な名前が付いているロイヤル・シュプリーム・アルパカ。

これは純血アルパカのファーストカット、セカンドカット(ともに生後1年での刈り取り)からしか採れない非常に貴重な繊維なんだとか。
ベビーアルパカよりもさらに細いアルパカウールなのです。

デザインするモノ、その元となる生産者の理解を深めてきた兄弟だからこそ作り上げられたんだと思います。

 

ちなみに、ロイヤル・シュプリーム・アルパカが使われたニットは1着4-5万円程度。(ものによりますが)

実際にタートルネックタイプのものを店頭で試着しましたが、とても気持ち良く肌に馴染んでくれました。

Style can’t be mass-producedというコンセプトに込められた思い

THE INOUE BROTHERSは「Style can’t be mass-produced」というブランドコンセプトを掲げています。

”本当の格好良さは、決して大量生産では生まれない”

大量生産の背景にある生産者に対する過酷な労働が問題として取り上げられることがあります。
このコンセプトは、そうした労働の過剰搾取や環境汚染の上に成り立つファストファッションに対する兄弟のアンチ・テーゼと捉えることができますね。

 

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購入したマフラーのタグには「Made from 100% Baby Alpaca In The Peruvian Andes」の文字が。

また、自然防虫剤として付属してくる「楠」にはコンセプトである「Style can’t be mass-produced…」が書かれています。

 

作り手に対する搾取をベースとしたブランドではなく、敬意と深い理解を持って最上のモノ作りと作り手の生活改善までもを行っていく。

そんな姿勢がこのコンセプトには表されていますね。

購入したショップ

最後に、今回のマフラーを購入したショップをご紹介。

ショップ情報

  • ショップ: kink sakae
  • 営業時間: 12:00-21:00(毎週水曜日・第3火曜日定休)
  • 住所: 愛知県名古屋市中区栄3-2-31 港屋2F
  • TEL/FAX 052-243-6888
  • オンラインショップ: https://shop.kink-nagoya.com/

名古屋は栄にあるセレクトショップ『kink sakae』で購入しました。
丸栄の近くにお店があります。ちょっと迷うかもしれません。「kink」の看板が目印。

あまり他店では扱っていないような珍しいブランドをセレクトしています。
値段がするアイテムも多いですが、「本当に良いものを長く着れるような服を選びたい」という思いがあるとスタッフさんに伺いました。

僕は初めて行ったショップだったのですが、スタッフの方はとても親切でした!
そして纏っている空気がかっこよかった。嫌味がない抜けたかっこよさというか。あれが大人の余裕なのか…笑

また訪れたいと思えるお店です!

ちなみに他店でも取り扱いあり

上記の『kink sakae』以外にも、栄ラシックのエディションでもINOUE BROTHERSのマフラーの取り扱いがありました(2017年12月時点)。

また、ZOZOTOWNでも取り扱われているのを確認できました(2017年12月時点)。

アイテムの良さ・ブランドの世界観、どれも最高。

マフラー自体の肌に触れたときの気持ちよさ、アルパカのあたたかさ、様々な表情を楽しめるファッション性。

ブランドの世界観の素敵さ、こだわり、取り組みの真摯さ。

 

どれを取っても大満足なマフラーに出会うことができました。

とっても寒くて心が折れそうになる冬を、少し楽しみに乗り切れるかも。

 

マフラーを探している皆さんも、素敵なマフラーに出会えるといいですね!

おわります!