鏡や写真を見て、自分の歯並びにげんなりしていませんか。
どうも。もやし(@moyashi3333)です。
今回は、僕がブログを始めたら書きたかったテーマのひとつである「歯列矯正」に関する1回目の記事になります。
僕の好きな番組である「マツコ会議」の最近の放送でも、審美歯科が取り上げられていました。マツコ・デラックスも矯正を始めて3年なんだとか。
「歯列矯正なんて興味ないし、する気もないわ」って方もいらっしゃるでしょう。
でも、歯並びや矯正については、将来子どもを持った際に考える事項のひとつだと思いますので、「今のうちに知識をつけておくか」程度の軽い気持ちで、今後お付き合いいただければ嬉しいです!
僕は社会人になってから、歯列矯正を始めました。
「歯列矯正」にもいろいろ治療法があるのですが、一般的にイメージされるのは歯の表側にワイヤー等の矯正装置を付ける方法かと思います。
一方、僕が行っているのは「舌側矯正」(裏側矯正、リンガル矯正)というものです。歯の表側に装置を付けるのではなく、歯の裏側に装置を付けて矯正を行っていきます。
目に見えないため、矯正をしているのが分かりづらいというメリットがある一方、表側矯正と比較して費用が高い等のデメリットがあります。
僕が歯列矯正にかけているお金は100万円以上です。
100万円と言えば、子どもの頃に夢見た金額ですよね。きっと僕だけじゃないはず。笑 社会人になれば普通に稼げる額だとは言え、大金であることに変わりはありません。
100万円あれば、皆さんは何に遣いますか。
好きな洋服やほしかった家具を買えますし、車だって買えちゃう金額です。はたまた、勉強をして株式投資を始めてみるのもありかもしれません。
成人してから、しかもそんな大金をかけてまで、なぜ歯列矯正を始めようと思ったのか。
先に結論を述べてしまうと、「自分のコンプレックスを解消したかったから」です。
もちろん、綺麗な歯並びを手に入れることで得られるメリットもいくつかある(むしろそこが医学的メリット)のですが、僕が歯列矯正を始める決心をした根幹はここにあります。
目次
自分の歯並びに違和感を覚えたのは、高校に入ってから
先に述べた「自分のコンプレックス」とは、歯並びの悪さです。
最も特徴的なのは”出っ歯”であること。
「似ている動物」で真っ先に言われるのは、リスやウサギ。
いや、それほぼ歯じゃねーか!誰がげっ歯類や!と思ってました。笑
でも、昔から自分の歯並びが嫌だったわけではありません。
小学校のクソガキ時代はそんなことに頭がいっていなかったですし、思春期で女の子の目が何よりも気になる中学時代も、全く気にしていませんでした。
このときはまだ、リスやウサギに似てると言われても、眼がかわいいところが似てるのかな?と思ってました。まじで。
最初のきっかけは、高校に入ってから。
当時かわいいなと思っていた女の子が、歯の矯正をしていたんですね。
「あれ、歯になんかつけてる。あれってたぶん矯正とかいうやつだよな…?」という程度の印象。
高校生の頃は毎朝ばっちり鏡を見て、ナルシストよろしく「よし、今日も決まってるぜ」てなテンションで登校していたわけですが、その女の子の矯正を見てからというもの、自分の歯にほんの少し違和感を覚え始めます。
「うーん、僕ってやっぱ出っ歯気味だよなあ」
写真で自分の笑顔を見るとモヤっとした気持ちに
と言っても、そこまで大きな悩みにはならず、高校を卒業。
そして大学へ入学するわけですが、高校から大学に入ると世界が大きく広がりますよね。付き合う友人もバックグラウンドが様々でおもしろく、かっこいい人たちが多かった。
正直なところ、自分の歯並びが嫌になってきた明確な時期を覚えていません。
でも、大学に入って、外見も中身もかっこいい友人に触れたことが影響していることは間違いないと思っています。
いつからか写真に写っている自分の笑顔を見ると、モヤっとした気持ちになるように。
鏡で自分の顔を見ても、出っ歯が気になって仕方ありません。
写真を撮られているときも、「これも出っ歯に写っているんだろうな」とどこかで思っていました。
歯並びが悪いことが、自分にとって大きなコンプレックスになりました。
でも、矯正にはお金がかかる
そんなモヤモヤを抱えつつ、矯正治療について調べ始めます。
でも、シンプルな壁がありました。矯正に必要な費用が高すぎるのです。
大人の場合は、表側からの矯正でも約60万円からというのが一般的。裏側だと100万円が目安。大学生がバイトで捻出する額には大きすぎました。
「よし、社会人になっても歯並びに対するコンプレックスが治っていなかったら、矯正治療を始めよう」
そう決心しました。
そして社会人へ。消えないコンプレックス
コンプレックスは自分の気の持ち用によってはなくなることもありますよね。
ですが、自分の歯並びの悪さに対する嫌悪感は、社会人になってからも一向に消えませんでした。
「出っ歯がチャーミングでかわいいじゃん」など、あたたかい言葉をかけてくれる人もいましたが、他人の意見に大した影響力はありません。コンプレックスってそういうものですよね。他人から見れば些細なことでも、本人からすると大きな問題で。
そこからは早かったです。
矯正のために貯金をしつつ、名古屋で矯正歯科探しを始め、社会人2年目から矯正治療をスタートさせました。(2017年10月現在継続中)
それで、実際に矯正治療して歯並びは良くなったの?コンプレックスは解消されたの?
ここからはそんな話です。
歯列矯正で歯並びはここまで変わる!1年8か月の経過写真
※口内の写真を掲載していますので、人によっては不愉快に感じられるかもしれません。軽いぼかし処理やモザイクはかけていますが、ここから先を読まれる際はご注意ください。
まずは、実際に歯列矯正をすることで歯並びがどこまで変わるかを、僕の経過写真を元に示します。ちょっと恥ずかしいですが。。笑
僕が矯正を始めた(矯正装置を初めて付けた)のは2015年6月になります。社会人2年目に入ってすぐですね。
その矯正前の歯並びの写真がこちら。
(左上から正面、側面、上、下、右側、左側)
いやー、我ながらひどい歯並びですね。笑
歯並びはアーチ形が良いとされていますが、上も下もガタガタアーチで泣けてくるレベル。
上前歯の出っ張り具合もさることながら、噛み合わせの悪さがよくわかります。
元々歯並びが良い人にはピンとこないでしょうが、これ自分としてはちゃんと噛んでいるつもりなんです。でも、ほとんど噛み合っていなくて隙間も空いてしまっています。そりゃラーメンが前歯で噛み切れないわけだわ。
歯並びが悪いのは自覚してましたが、ちゃんとした写真で見せられて「ここまで悪かったのか」と驚愕したのを覚えています。
この残念な歯並びがどうなったのか。
次の写真は2017年2月時点ですので、矯正開始から1年8か月時点のものです。
まだ矯正治療は終了していませんので、経過写真になります。
どどん!
どうでしょう。
だいぶ歯並びが綺麗になったと思いませんか!綺麗になったと言ってください、喜びます。
コンプレックスだった前歯も引っ込み、アーチ形にもなってきました。噛み合わせも改善されてきています。ラーメンが前歯で切れる快感よ。
「大金をかけているんだから綺麗になってもらわないと」という気持ちもありますが、歯も削らずメスも入れずにここまで歯並びが綺麗になるのは、やはり驚きですよね。(※僕の場合は上の歯を2本抜歯しています)
現在(2017年10月)は噛み合わせがきちんと合うように最終調整段階といったところです。
あ、ちなみに、歯の裏側についている鉄みたいなやつがブラケットと呼ばれる矯正装置になります。こいつに食べ物が挟まったり舌の動きを邪魔したりで大変、、まあその話はまた別の機会に。
★追記: 矯正を終えて装置を外しました!
矯正装置を外しました!裏側矯正の治療を終えて思うこと・変わったこと100万円以上の”自己投資”の価値はあったのか
「100万円以上かけて、矯正治療を始めて良かったか?」という問いに対する僕の答えは、
本当に良かった!!
です。
矯正治療によって歯並びが改善されている様子は、上記の写真で伝わったと思います。
また、何よりも歯並びが綺麗になったことで、心から笑えるようになりましたし、自分のことを前より好きになれました。それが何よりもうれしい。
自分のコンプレックスが解消されました。当初の目的は達成されたのです。
勘違いしないでいただきたいのは、成人してから歯列矯正をするかどうかは、”自分がしたいかどうか”で決まるということです。子どもの矯正と大人の矯正との違いはここだと思っています。
歯並びが良くなくとも、医学的な話は置いといて、本人がそれを気にしていなければ問題ないですよね。たとえば、八重歯がかわいいって人もいますし、それこそ出っ歯がチャーミングな人だっています。
僕は矯正経験者で矯正して心から良かったと思っていますが、歯並びが整っていない大人はみんな矯正すべきだ!なんて思っていません。
僕にとっては、高級ブランドの洋服を買うことや車を買うことより、歯並びを綺麗にすることの方が100万円の価値があると判断した。ただそれだけのことです。
でも、もし自分の歯並びが嫌で堪らなくて矯正をしようか迷っている人がいれば、僕は間違いなく「始めた方が良いよ!」と言います。
こんなところで、第1回目の記事は終わりたいと思います。
矯正治療を始めようか悩んでいる方、矯正中で大変な思いをしている方、そして矯正に縁のない方にも、矯正経験者として価値ある情報を伝えていきます!
…と、矯正治療が終わったようなテンションで書いていますが、まだ最終調整段階ですので、引き続きがんばります。トホホ。
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